不動産について勉強し始めました。
学んだことのアウトプットをここに書き留めておきたいと思います。
シュミレーションできるようにする の項目で、物件の評価を見ていきたいと思います。
・勉強70%
・なぜ不動産を購入したいか?(投資目的)
・シュミレーションをできるようにする
・その他のリスクを知る
購入する物件、今から今から建てようとしている物件の評価はどうかと調べるときに、
劣化対策等級が一つの基準になります。
劣化対策等級とは、住宅性能表示制度で建物を評価する項目のひとつです。
劣化対策等級によって、建物の劣化対策がどの程度行われているか評価することができます。
劣化対策等級のランクは建物の構造躯体の部分に用いられる木材のシロアリ対策や鉄筋の錆び対策など、
住宅を長持ちさせるための対策の程度を3等級で表され、等級が高ければ高いほど建物は長持ちします。
「等級3」は、3世代(75年~90年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合。
「等級2」は、通常想定される自然条件および維持管理条件の下で2世代(50年~60年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合。
「等級1」は、建築基準法が定める対策が講じられている場合。
・等級3:通常想定される条件のもと、3世代まで大規模な改修工事をせずに使えるように対策されているもの。
・等級2:通常想定される条件のもと、2世代まで大規模な改修工事をせずに使えるように対策されているもの。
・等級1:建築基準法で定める通りの対策が講じられているもの。
(木造の場合)
「a. 外壁の軸組等」における一定の防腐・防蟻措置
「b.土台」における一定の防腐・防蟻措置
「c.浴室及び脱衣室」における一定の防水措置等
「d.地盤」における一定の防蟻措置
「e.基礎 お る 定 基礎高さ確保 基礎」における一定の基礎高さ確保
「f.床下」における一定の防湿・換気措置
「g.小屋裏」における一定の換気措置
「h.構造部材等」における基準法施行令規定への適合
「a. 外壁の軸組等」について、等級3に準じる
一定の防腐・防蟻措置
上記「b~h」に掲げる基準への適合
上記「h」に掲げる基準への適合
木造の場合
木材は、腐朽菌によって腐ったり、シロアリに食べられたりして劣化することがあります。
この2種類の劣化を評価します。
鉄骨造の場合
鋼材は、水や大気中の汚染物質(二酸化硫黄など)によって錆びて劣化します。
錆による劣化を評価します。
鉄筋コンクリート造の場合
コンクリートの厚さや強度の確保、コンクリートを保護する外装材の選択などを評価します。
鉄筋コンクリートは、鉄筋のまわりをコンクリートが覆っています。そして、鉄筋コンクリートは、コンクリートがアルカリ性を保っているうちは、鉄筋が錆びないが、コンクリートが中性化してしまうと錆び、劣化します。
また、寒い地域では、コンクリートの水分が凍って膨らみ、コンクリートが傷んだりして劣化します。
この2種類の劣化を評価します。