結論
ソニーグループの3度の事業再生をいかにして成功させたか、再生ストーリー。
社員との信頼関係の重要性。
リーダーはEQ(心の知能指数)の高さが求められる。
①SCEアメリカ再生
異邦人-日米を行き来する幼少時代を送る。
アメリカではアジア人としてみられ、日本ではアメリカ帰りとみられ、どこに行っても異邦人扱いを受ける。
自分のアイデンティティは異邦人。
PlayStation人気-日米ともに爆発的人気。
SCEA再生(現ソニーミュージック)-1対1のミーティングを実施
・社員との信頼関係を築く為に、まず話を聞く。
・卒業の宣告(クビ宣告)は社長自ら行う。
リーダーの資質に求めることは『方向性を決めること。そして決めたこおに責任を取ること。』
②SCE再生
ここでもやはり鍵になったのが1対1ミーティング。
一人一人に現状を聞く、意見を聞く。
地道だが一番大切なこと。
③ソニー再生
ソニー社長就任。
KANDO〜世界に感動を届ける〜
をキャッチフレーズに全世界の社員たちと対話。
赤字続きのテレビ事業をV字回復させる。
後任の任せられる人材に早めに社長を任せ、第二の人生は教育の分野へ力を注ぐ。
感想
リーダーに求められるEQ(心の知能指数)の高さ。
孤独と戦いながら良い仲間・チームを作っていく、自らが動く・話す・聞く、
今の時代の新しいリーダー像と再生していくの過程をリアルな言葉で読ませていただきました。
平井さんのいる会社で働いてみたいなと思いますし、これからの活躍にも目が離せません。